最近、コンタクトレンズをネットで買う人が本当に増えましたよね。
お店に行かなくても自宅に届くし、価格も安いから「通販のほうが便利♪」と感じる方も多いと思います。
でもその一方で、偽サイトや偽物レンズを販売している危険な通販サイトがあるのも事実…
見た目は正規サイトにそっくりでも、中身は全く別物というケースもあるんです。
目に直接つけるコンタクトレンズだからこそ、「安いから」といって安易に選んでしまうのはとても危険。
そこで今回は、安全な通販サイトを見分けるポイントや、偽物を避けるためのチェック方法をわかりやすくまとめました。
初めて通販を利用する方も、安心してお買い物ができるようにぜひ参考にしてみてくださいね。

コンタクトレンズ通販サイトの危険な買い方!処方箋が必要な理由とは?

ネット通販でコンタクトレンズを注文する時には、眼科処方箋に記載してあるデータ(数値)の入力が必要になります。
眼科を受診してコンタクトレンズの『処方箋(指示書)』をもらってないと、自分の目にどのレンズが合っているのか分からない状態なんです。
しかし、通販サイトによっては、『処方箋なし』で自分勝手に間違ったデータでも注文ができてしまいます。
それが、ネット通販の本当の危険な処方箋なしでの買い方になります。
例えば、コンタクトレンズのBC(ベースカーブ)が小さいと目に張り付いて取りづらくなったり、
逆に大きかったりすると目を動かした場合にレンジがズレて滲んで見えたりします。
度数が強すぎると短時間では、とても見やすく感じますが、近くを見るととても目が疲れやすくなります。
コンタクトレンズは、メガネと同じ度数と異なりますし目のカーブ(BC)も眼科でしか測定できません。
眼に合わないコンタクトレンズを無理して使い続けてしまないように注意して下さい。
ネット通販サイトでコンタクトレンズを購入する際には、事前に眼科を受診して処方箋をもらって準備しましょう。

危険な『偽物・詐欺サイト』の【見分け方のポイント】
画像引用:レンズクイック危険な偽サイトの見分け方も確認しておくと より安心してネット通販サイトを利用できます。
コンタクトレンズのネット通販サイトにおける危険な偽サイトの実際の確認方法を、具体的な手順を含めて説明します。
支払い方法がカード支払いしか選べないサイトや極端に価格の安い偽サイトで購入しないように注意しましょう。

①販売サイトの『信頼性』を確認
a,『特定商取引法に基づく表記』を確認する
サイトの「最下部」や「会社概要」などのページに、特定商取引法に基づく表記が記載されているか確認します。
記載されている場合、事業者名、住所、電話番号、メールアドレスが正しいか、地図アプリなどで住所を検索し、実在する場所か確認します。
電話番号に実際に電話をかけ、応答があるか確認します。
メールアドレスに問い合わせメールを送信し、返信があるか確認します。
b,高度管理医療機器等販売業『許可番号』の確認
サイトに許可番号が記載されているか確認します。
許可番号が記載されている場合、都道府県の薬務課などのウェブサイトで許可番号を検索し、登録されている事業者と一致するか確認します。
c,SSL暗号化『https〜』の確認
URLが「https」で始まっているか確認します。
ブラウザのアドレスバーに鍵マークが表示されているか確認します。
鍵マークをクリックし、証明書が有効であるか確認します。
d,良い口コミや悪い評判の確認
インターネットでサイト名や会社名を検索し、口コミや評判を確認します。
特に、悪評や注意喚起の情報がないか注意深く確認します。
SNSなどでサイトに関する情報を検索してみることも有効です。
②デザインや内容を確認する
a,不自然な日本語の確認
サイト全体の日本語の文法や表現に違和感がないか確認します。
特に海外で作られたサイトで商品名や説明文に不自然な日本語になっている場合があるので大切な内容は、きちんと読んでみましょう。
b,極端な『割引・キャンペーン』の確認
相場よりも極端に安い価格で販売されている場合は、その理由を確認しましょう。
過剰な割引やキャンペーン、特典に注意が必要です。
c,『画像』や『ロゴ』の不鮮明さの確認
商品画像やロゴが粗かったり、不鮮明だったりしないか確認します。
画像が歪んでいたり、解像度が低い場合は注意が必要です。
d,『連絡先・お問い合わせ先』の確認
電話番号やメールアドレスが掲載されているか確認します。
実際に電話をかけたり、メールを送信したりして、連絡が取れるか確認してみましょう✅
③支払い方法を確認する
a,『銀行振込』のみの支払いは要注意、『後払い』ができるか確認する!
クレジットカード決済やコンビニ等での後払い、代金引換などの選択肢がない場合、注意が必要です✅
b,個人名義の口座への振り込みも要注意!!
振込先の口座名義が個人名義の場合、注意が必要です✅
危険な通販サイトの見分け方
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会社情報に住所・許可番号が無い/曖昧
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ドメイン(URL)がブランド名・大手の通販サイトのなりすまし(綴り違い、.top/.xyz等で怪しい作り)
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銀行振込先が個人名義、振込のみの前金、連絡先がフリーメール
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商品写真が海外パッケージで承認番号が不明、消費期限の記載なし
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極端な割引や「本日限り90%OFF」など煽りが強い
以上の5項目が1つでも該当する通販サイトは、なりすましの偽サイトや偽物コンタクトレンズが送られてくる場合があるので利用しないように注意が必要です。
以上、これらの確認方法を参考に、安全なコンタクトレンズ通販サイトを選びましょう。

危険な『偽物コンタクト』の【見分け方のポイント】

偽物のコンタクトレンズは、品質が悪く目の健康を著しく損なう可能性があり、失明などの重大なトラブルを引き起こす危険性もあります。
安全にコンタクトレンズを使用するために、偽物コンタクトレンズの見分け方を知っておくことは非常に重要です。
①異常に安い販売価格
正規のコンタクトレンズよりも大幅に安い価格で販売されている場合、偽物の可能性が高いです。
②パッケージの不審なデザイン
パッケージの印刷が粗い、文字が不鮮明、日本語の表記がおかしいなど、不審な点が見られることがあります。
正規の製品に比べて、パッケージの材質や質感が異なる場合もあります。バーコードが粗悪な場合もあります。
③コンタクトレンズの異常
レンズの色や形が不自然、レンズに傷や汚れがある、レンズの厚みが均一でないなど、異常が見られることがあります。
レンズのマークが不鮮明な場合もあります。
④販売会社の不審な点
販売元の情報が不明確、連絡先が記載されていない、海外のサイトで日本語の表記がおかしいなど、不審な点が見られることがあります。
高度管理医療機器販売許可番号の記載がないコンタクトレンズは、注意が必要です。

※偽物・粗悪品コンタクトの見分け方
偽物コンタクトレンズを使用すると、角膜の炎症、感染症、視力低下、失明などの重大なトラブルを引き起こす可能性があります。
安全にコンタクトレンズを使用するために、これらの点に注意し、信頼できる販売店で購入するようにしましょう。
偽物サイトの見分け方4つのポイントを確認する事で安心安全にコンタクトを通販ですることが購入できます。
良心的なコンタクト販売会社の通販サイトでは『注意喚起』していますので事前に確認しましょう。

まとめ
コンタクトレンズ通販は、上手に選べばとても便利でお得なサービスです。
ただし、偽サイトや偽物レンズを扱う危険な通販サイトも存在するため、「安さ」だけで選ばないことが大切です。
今回紹介したように、
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高度管理医療機器販売業の許可番号があるか
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実在する住所・電話番号の記載があるか
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国内正規品(承認番号付き)を取り扱っているか
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安全な支払い方法(3Dセキュア対応など)を採用しているか
など、といった点をしっかりチェックすれば、安心して購入できますよ。
信頼できる通販サイトを選び、あなたの目と暮らしを守りながら、快適なコンタクトライフを楽しんでくださいね。

