
【2026年版】OEM提供コンタクトレンズ一覧|メーカー・種類・選び方を徹底解説!
「このコンタクト、パッケージは違うけれど中身は有名メーカーと同じ?」「ネットで売っている安いコンタクトレンズはどこのOEM?」「製造元を一覧で確認したい!」
コンタクトレンズを比較していると、こんな疑問を持つ人は少なくありません。
実はコンタクトレンズ業界には、自社ブランドだけでなく、専門メーカーなどが他社ブランドの商品化を支えるOEM・プライベートブランドの仕組みがあります。
そのため、表面に大きく表示されているブランド名と、パッケージに記載される製造販売元の会社名が異なる場合があります。
しかし、ネット上でよく見かける「スペックが同じだから同じOEM」「このブランドとあの商品は中身が同じ」という情報には注意が必要です。
似た数値だけでは、同一レンズであることを証明できないからです。
こちらの記事では、2026年8月時点で公式にOEM事業を確認できる主なコンタクトレンズ関連企業を整理しながら、OEMの仕組み、製造販売元や承認情報の確認方法、商品を比較するときにチェックしたいポイントまで分かりやすく解説します。
「安いコンタクトの正体が気になる」という人はもちろん、PB商品の仕組みに興味がある人も、ぜひ商品選びの参考にしてください。

- OEM提供のコンタクトレンズとは?まず知っておきたい基礎知識
- OEM提供を行う主なコンタクトレンズ会社一覧
- OEMコンタクトレンズを種類別にまとめて比較
- OEM元を調べるときにチェックしたいポイント✅
- OEMコンタクトレンズ一覧から自分に合う商品を選ぶ方法
- OEMコンタクトレンズは「製造元だけ」でなく商品ごとに確認しよう
- 売れているOEM系コンタクトレンズは?注目メーカーと人気ブランドを調査
- 現在売れているOEM系コンタクトレンズ一覧
- カラコンOEMで特に目立つPegavision Japan
- EverColorの製造販売元はアイレ
- クリアレンズではTeAmoが高い人気
- シード製造のWAVEワンデー U+
- シンシア製造のWAVEワンデー プレミアム
- 今注目したいOEMコンタクトレンズメーカー
- 「同じメーカーなら中身も同じ」は間違い
- OEM元を調べるならブランド名より箱を見る
- 現在売れているOEM系コンタクトは有名ブランドにも多い
OEM提供のコンタクトレンズとは?まず知っておきたい基礎知識
コンタクトレンズにおけるOEMの仕組みとは
コンタクトレンズを探していると、「この商品は有名メーカーのOEMらしい」「パッケージは違うけれど中身は同じなの?」という話を見かけることがあります。そもそもOEMとは、一般的には他社ブランドの商品を製造したり、商品化を支援したりする仕組みを指します。
コンタクトレンズの場合は少し複雑です。単に工場でレンズを作るだけではなく、商品企画、レンズ仕様の検討、パッケージデザイン、品質管理、薬事関連の手続き、輸入、物流など、複数の工程が関係します。そのため「OEM会社」といっても、どこまで担当しているのかは会社によって異なります。
たとえばシンシアは、カラーコンタクトレンズとクリアコンタクトレンズを合わせて、70以上のプライベートブランドの商品化実績があると公式サイトで公表しています。また、製造前の打ち合わせから薬事面のサポート、商品化、販売後のフォローまで対応すると案内しています。
粧美堂も、クリアレンズからカラーコンタクトレンズまでOEMに対応し、「商品企画・デザイン・生産・品質管理・貿易業務」をワンストップで行える体制を公表しています。
つまり、店頭で見かけるブランド名と、商品化を支えている会社、実際の製造工場が必ずしも同じ名前とは限りません。
「ブランド名が違う=まったく違う会社がすべて作っている」とは限らないところが、コンタクトレンズOEMの面白いポイントです。
ただし、似たスペックの商品を見つけただけで「同じOEM」「中身が同じ」と判断することはできません。確認するときは、パッケージや添付文書に記載される情報、公式情報などを組み合わせて調べる必要があります。
OEM商品とメーカー自社ブランド商品の違い
OEM商品と自社ブランド商品の違いを理解すると、コンタクトレンズ売り場の見え方が少し変わります。
自社ブランド商品は、その会社自身がブランドを展開して販売している商品です。一方、OEMでは、販売会社や小売店などが独自のブランド名を付け、その商品化をコンタクトレンズメーカーやOEM事業者が支援するケースがあります。
たとえば、ドラッグストアやECショップで「そのお店でしか見たことがないコンタクトレンズ」を見つけることがあります。このような商品には、小売企業などが展開するプライベートブランド商品が含まれている可能性があります。
OEMを利用する側のメリットは、コンタクトレンズの製造設備や専門部署を一から用意しなくても、専門企業の知識や品質管理体制を利用しながら自社ブランドを展開しやすくなることです。
一方、購入する側から見ると重要なのは、「OEMだから品質が低い」「有名ブランドだから必ず自分に合う」と単純に判断しないことです。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。通常の商品とは違い、安全性を考えて適切に取り扱う必要があります。視力補正を目的としないおしゃれ用カラーコンタクトレンズについても、2009年11月4日から視力補正用コンタクトレンズと同じように高度管理医療機器として規制対象となっています。
そのためOEMか自社ブランドかよりも、自分の目に適した製品なのか、正しい方法で使っているかという点のほうが利用者にとって重要です。
ブランドの裏側を知ることは商品比較には役立ちますが、「OEM元が同じならどれを買っても同じ」と考えないようにしましょう。
クリアレンズとカラコンではOEMの特徴が違う
コンタクトレンズOEMには、大きく分けるとクリアコンタクトレンズとカラーコンタクトレンズがあります。
クリアレンズでは、1dayや2weekといった交換期間に加えて、BC(ベースカーブ)、DIA(レンズ直径)、含水率、素材、UVカット機能などが商品を比較するときのポイントになります。
一方、カラーコンタクトレンズでは、それらに加えて色や柄、着色直径、瞳になじませるためのデザインなども商品の大きな特徴になります。
OEMを手掛ける粧美堂では、クリアレンズとカラーレンズの両方を対象にしたOEM事業を展開しています。同社の法人向け問い合わせでも、1day、2week、1monthなどのカテゴリーのほか、クリア、カラー、UVなどの機能性レンズ、高含水・低含水といった仕様が選択項目として案内されています。
シンシアも、クリアとカラーを合わせて70以上のプライベートブランドの商品化実績を公表しています。
つまり、「OEMコンタクトレンズ」と一言でいっても、商品の作り方や差別化するポイントはかなり幅広いのです。
特にカラーコンタクトレンズは、同じBCやDIAだからといって見た目まで同じになるわけではありません。着色部分の大きさや色の組み合わせ、デザインによって印象は大きく変わります。
反対にクリアレンズでは見た目で違いが分かりにくいので、価格だけを比べてしまいがちです。
どちらの場合でも「似ている」ことと「同一製品である」ことを混同しないことが大切です。
「製造元」と「販売元」が違うのはなぜ?
コンタクトレンズの箱をじっくり見たことがある人なら、ブランド名とは別に「製造販売元」「販売元」といった会社名が書かれていることに気付いたことがあるかもしれません。
ここで大切なのは、「販売している会社」と「製造販売について責任を負う会社」と「実際に製造する工場」が、必ずしも同じではないという点です。
OEMでは、ブランドを展開する会社が商品企画や販売を担当し、コンタクトレンズの専門企業が製造販売に関わる業務を担うケースがあります。
また、海外の製造工場で生産される商品もあります。
たとえばクラボは公式サイトで、コンタクトレンズのOEM受託製造に特化し、台湾のコンタクトレンズ製造工場とのネットワークを活用していることを案内しています。さらに、日本国内での医療機器製造承認に関する支援や、商品企画、マーケティング、輸入・通関、配送までサポートするとしています。
粧美堂も、国内外の製造工場を選定しながらOEMを行い、企画から品質管理、貿易業務まで対応する仕組みを公表しています。
このような仕組みを知っておくと、ブランド名と会社名が違っていても不自然ではないことが分かります。
利用者が商品を調べる場合は、ブランド名だけではなく箱や説明書に書かれている会社名まで確認するのがおすすめです。
OEMコンタクトレンズを一覧で確認するメリット
OEMコンタクトレンズについて調べる最大のメリットは、商品を「広告やブランド名だけで選ばない視点」が持てるようになることです。
コンタクトレンズ市場には多くの商品があります。同じ1dayでも価格が違い、DIAや含水率、素材、UVカットなどにも違いがあります。
そこで製造販売元や承認情報なども確認すると、「なぜ価格が違うのか」「どこが商品化に関わっているのか」といった部分をより冷静に比較できます。
特に、聞いたことのないブランドをネット通販で見つけた場合にも役立ちます。
パッケージなどに記載された情報を確認し、さらにPMDAが提供する医療機器の添付文書等情報検索を利用すれば、医療機器に関する情報を確認する手掛かりになります。PMDAの検索サービスには視力補正用レンズやコンタクトレンズに関する分類があります。
ただし、一覧を見る目的は「最安の商品を探すこと」だけではありません。
同じメーカーが関係していたとしても、レンズ仕様が違えば装用感まで同じとは限りません。また、同じ承認番号に関連する商品だからといって、販売されているすべての商品仕様が完全に同一だと決めつけるのも避けるべきです。
OEM情報は、あくまで比較材料の一つ。
眼科で目の状態を確認し、自分に合ったレンズを選ぶことと組み合わせて活用するのが、賢い使い方です。

OEM提供を行う主なコンタクトレンズ会社一覧
株式会社シンシア|70以上のプライベートブランド商品化実績
OEM提供企業を調べるとき、まず注目したい企業の一つが株式会社シンシアです。
同社は公式サイトで、カラーコンタクトレンズとクリアコンタクトレンズを合わせて「70以上」のプライベートブランドを商品化してきた実績を公表しています。
シンシアの特徴は、単純にレンズを供給するだけではなく、薬事的な観点を含めて商品化をサポートしていることです。
同社はコンタクトレンズが高度管理医療機器であることを踏まえて、製造・品質・安全管理を担当する専門部署を置き、OEMについても製造前の打ち合わせから商品化、販売後まで支援すると説明しています。
自社ブランドの商品も複数展開しています。
たとえば「シンシアワンデー S」は1日使い捨てタイプで、シリコーンハイドロゲル素材を採用した商品です。公式の商品ページでは、承認番号、BC、DIA、度数範囲なども公開されています。
こうした自社商品の開発・販売と並行して、企業向けにプライベートブランドの商品化を行っているのがシンシアの特徴です。
なお、「シンシアがOEMを行っている」という事実と、「市場にある特定ブランドの商品がシンシア製である」という話は別問題です。
特定の商品について確認したい場合は、箱や添付文書などに記載される製造販売元を確認するのが確実です。
株式会社アイレ|開発・製造・販売まで幅広く対応
株式会社アイレも、コンタクトレンズOEM事業を公式に案内している企業です。
公式サイトでは、コンタクトレンズOEM専用ページを設けており、同社を「高品質なコンタクトレンズの開発・製造・販売」を行う会社として紹介しています。
アイレという会社名を知らなくても、コンタクトレンズを長く使っている人なら、関連する商品を目にしたことがあるかもしれません。
OEMという仕組みでは、消費者の目に最も大きく映るのはブランド名です。そのため、商品化を支える企業の名前が一般利用者にはあまり知られていない場合もあります。
これこそが「コンタクトレンズのブランドを調べていたら、箱に知らない会社名が書いてあった」という現象が起こる理由の一つです。
OEM事業者を比較する企業側から見れば、商品開発だけでなく品質管理、販売まで含めた経験があるかどうかは重要なポイントになります。
一方、一般利用者にとってOEM企業を知る意味は、「ブランドの裏側を理解する」ことです。
ただし、製造販売元がアイレの商品を見つけたとしても、それだけでアイレが販売する別ブランドの製品と完全に同じレンズだとは判断できません。
BCやDIAなどが同じでも素材や設計などが異なる可能性があります。
商品を比較するときは会社名だけでなく、個別製品のスペックまで確認することが大切です。
株式会社Lcode|カラーコンタクトレンズ市場で商品を展開
株式会社Lcodeは、カラーコンタクトレンズを中心とした事業で知られる企業です。
公式サイトでは、コンタクトレンズ事業について情報を公開しており、カラーコンタクトレンズについて品質と安全性を重視しながら製品開発・市場展開を行う姿勢を示しています。また、カラーコンタクトレンズが高度管理医療機器であり、医薬品医療機器等法に基づく取り扱いが必要であることにも触れています。
ここで注意したいのは、「カラーコンタクトレンズを多数展開する会社」と「OEM受託を公式に明確に掲げている会社」を同じ意味で扱わないことです。
この記事の調査時点で、シンシア、アイレ、粧美堂、クラボについては、それぞれの公式サイトでOEM事業そのものを確認できます。これに対して企業ごとに情報公開の仕方は異なります。
そのためLcodeについても、個別ブランドの商品について「この商品は○○のOEMである」といった情報を、スペックの類似だけから断定するのは避けるべきです。
カラーコンタクトレンズでは、DIAやBC、含水率が同じ商品が複数存在することがあります。
さらにパッケージデザインや販売価格が似ている場合、「同じ工場の商品では?」と思うこともあるでしょう。
しかし、外から確認できる数値が似ているだけでは証明にはなりません。
OEMを調査するときこそ、「確認できた事実」と「推測」を分けることが重要です。
粧美堂株式会社|企画から品質管理までワンストップで対応
OEM事業の内容が公式サイトで詳しく公開されている企業として、粧美堂株式会社も外せません。
同社はクリアコンタクトレンズからカラーコンタクトレンズまでOEMに対応し、商品企画、デザイン、生産、品質管理、貿易業務まで自社で行うワンストップ型のシステムを案内しています。
これはOEM商品を作りたい企業にとって大きな特徴です。
コンタクトレンズを商品化するには「レンズさえ用意すれば終わり」ではありません。商品コンセプト、パッケージ、品質、物流、医療機器に関わる手続きなど、多くの作業があります。
粧美堂では、専門知識を持つデザイナーによる商品デザインの支援も案内しています。
さらに公式サイトでは、コンタクトレンズ事業を2013年4月から行っていることも公表しています。自社ブランドとOEMの両方を含め、コンタクトレンズ関連商品を取り扱っています。
自社商品ではクリアレンズとカラーレンズを展開しており、グループ会社が製造管理を担当する体制も紹介されています。
OEMを考える企業にとっては、「どの工程まで任せられるのか」が会社選びの重要なポイントです。
一方、消費者側では、パッケージに粧美堂や関連会社の名前があった場合に、「このブランドはこうした企業によって商品化されているのか」と理解する手掛かりになります。
クラボ株式会社など、その他のOEM対応会社
クラボ株式会社は、公式サイトでコンタクトレンズの「OEM受託製造に特化」していることを明確に打ち出しています。
同社が案内している業務は幅広く、OEM受託製造だけではありません。
台湾のコンタクトレンズ製造工場とのネットワークを活用した新製品開発、日本国内での医療機器製造承認に関する支援、各種許可申請のサポート、商品企画、マーケティング、輸入・通関、配送などにも対応するとしています。
ここまで紹介した主な企業を整理すると、次のようになります。
| 企業 | 公式に確認できる主な内容 |
|---|---|
| シンシア | クリア・カラーを合わせ70以上のPB商品化実績 |
| アイレ | コンタクトレンズOEM事業を展開 |
| 粧美堂 | クリア・カラー、企画から品質管理・貿易まで対応 |
| クラボ | OEM受託製造に特化、承認・輸入なども支援 |
| Lcode | カラーコンタクトレンズを中心に商品開発・販売事業を展開 |
大切なのは、この表を「市販されている全OEM商品の製造元一覧」と考えないことです。
OEM契約では取引先が公開されていないケースもありますし、ブランド側もOEM先を積極的に公表しているとは限りません。
そのため、ネット上の噂だけで「AブランドとBブランドは同じ中身」と判断するのではなく、個別商品の表示を確認しましょう。

OEMコンタクトレンズを種類別にまとめて比較
ワンデータイプのOEMコンタクトレンズ
コンタクトレンズOEMで非常に身近なのが、1日使い捨ての「1day」タイプです。
朝に新しいレンズを装用し、外したら再使用せず捨てるタイプで、毎日のレンズケアが不要という分かりやすさがあります。
OEM商品でも1dayは幅広く扱われています。
粧美堂の法人向けOEM問い合わせでは、希望するレンズカテゴリーとして1day、2week、1monthなどが示されており、クリア、カラー、UVなどの機能性、モイスト、高含水、低含水といった仕様についても相談できる形になっています。
つまり、一口に「OEMの1day」といっても一種類ではありません。
透明な視力補正用レンズもあれば、カラータイプもあり、さらに素材や含水率、BC、DIA、度数範囲などによって商品は細かく分かれます。
ここで気を付けたいのが、パッケージ枚数と販売価格だけを比べないことです。
30枚入りで1箱の価格が安くても、自分の目に合わなければ快適には使えません。
また、左右で度数が違う場合は2箱必要になるケースもあります。
OEMによって同価格帯の商品が増えることは利用者にとって選択肢が増えるメリットがありますが、その分、スペック比較の重要性も高くなります。
初めて使う商品については自己判断だけで選ばず、眼科で目の状態や適切なレンズについて相談することをおすすめします。
2週間・長期交換タイプのOEMコンタクトレンズ
OEMでは、1dayだけでなく2weekや1monthなどの交換タイプが扱われる場合もあります。
2weekは、開封してから定められた交換期間で新しいレンズに交換するタイプです。1dayと違い、使用後に捨てるのではなく、適切なレンズケアを行いながら使用します。
ここでよくある勘違いが、「14回使えるレンズ」という考え方です。
2weekタイプでは、基本的には開封後の交換スケジュールを守る必要があります。「途中で3日使わなかったから、その分だけ交換日を延ばそう」という自己流の使い方は避けなければなりません。
OEM商品を価格で比較すると、1日あたりの費用が安く見える2weekタイプに魅力を感じることもあるでしょう。
しかし、ケア用品が必要になりますし、毎日の洗浄や保存などの管理も必要です。
また、商品の使用方法は必ず添付文書や医師の指示に従うことが重要です。
シンシアも自社製品として1dayと2weekを展開しており、公式サイトには両タイプの商品カテゴリーが掲載されています。
粧美堂の自社商品にも1dayや2weekの商品ラインアップが案内されています。
OEMかどうかにかかわらず、「自分がきちんと管理できる交換方法なのか」という視点で選ぶことが重要です。
クリアコンタクトレンズのOEM
OEMと聞くとカラコンを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、透明なクリアコンタクトレンズにもOEM商品があります。
シンシアはクリアレンズとカラーレンズの両方でプライベートブランドの商品化実績を公表しています。
粧美堂もOEM事業について、クリアレンズからカラーコンタクトレンズまで幅広く対応すると明記しています。
クリアレンズOEMが面白いのは、利用者からすると外見だけでは違いがほぼ分からないことです。
カラコンなら色や模様を見比べられますが、透明レンズは商品箱を開けても見た目の違いが分かりにくいからです。
そこで重要になるのがスペックです。
BCはレンズの曲がり具合を表す数値、DIAはレンズそのものの直径を示す数値です。そのほかにも含水率、素材、酸素を通す性能、UVカット機能など、商品によってさまざまな特徴があります。
ただし、カタログ上の数値が似ているからといって装用感まで同じになるとは限りません。
レンズ設計や素材、表面の特性など複数の要素が関わります。
「安いOEMを探して同じスペックなら乗り換える」というより、自分の目に合うかどうかを最優先にしてください。
価格比較は、その次に考えるのがおすすめです。
カラーコンタクトレンズ・サークルレンズのOEM
OEMが特に活発に見える分野の一つが、カラーコンタクトレンズです。
カラコンではレンズそのものの基本性能に加え、色、模様、着色範囲などでブランド独自の雰囲気を作りやすいため、オリジナル商品との相性がよい分野といえます。
粧美堂も公式に、トレンドに対応したカラーコンタクトレンズを含むOEM商品をサポートすると案内しています。
一方で、カラコンには「おしゃれ用品だから普通の雑貨に近いもの」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
これは注意が必要です。
日本では、視力補正を目的としないおしゃれ用カラーコンタクトレンズも、2009年11月4日から高度管理医療機器として規制されています。製造・輸入には承認が必要となり、販売についても許可などのルールがあります。
つまり、度なしカラコンでも目に直接装用する医療機器です。
デザインだけで選び、「少しくらい使用期間を延ばしても大丈夫」「友達と貸し借りしても問題ない」と考えるのは危険です。
特にOEMブランドは、SNSやモデル、キャラクターなどを活用した魅力的なマーケティングが行われる場合があります。
見た目を楽しむことと、医療機器として正しく使うことは両立させる必要があります。
UVカット・うるおい機能など付加価値レンズのOEM
現在のコンタクトレンズは、単に「見えるようにする透明なレンズ」だけではありません。
UVカットをはじめ、保存液にうるおいを意識した成分を使用する商品や、素材の特徴を訴求する商品など、付加価値を持つ商品が増えています。
OEMでもこうした仕様を検討できるケースがあります。
たとえば粧美堂の法人向けOEM問い合わせページでは、UVやブルーライトカットなどの機能性レンズ、モイスト、高含水、低含水といった項目が用意されています。
シンシアの自社商品「シンシアワンデー S」では、シリコーンハイドロゲル素材、UVカット、保存液へのヒアルロン酸採用などを特徴として公式に紹介しています。
このような機能を見ると、「機能が多ければ多いほど良い商品」と思いがちです。
しかし、コンタクトレンズ選びでは機能の数だけを見るべきではありません。
たとえば含水率一つを見ても、高いからすべての人に最適、低いから性能が悪い、という単純なものではありません。
目の状態や使用環境、装用時間などによって適性は変わります。
OEM商品の比較でも、「UVカット付きだから買う」と一項目だけで判断せず、商品全体の仕様と自分の目との相性を考えるのがポイントです。

OEM元を調べるときにチェックしたいポイント✅
パッケージの「製造販売元」を確認する
「このコンタクトレンズはどこのOEMなのだろう?」と思ったとき、最初に見るべき場所は口コミサイトではありません。
まず手元の商品パッケージを確認しましょう。
箱にはブランド名以外にも、製造販売元や販売元など、商品に関係する会社名が記載されています。
ECサイトの商品ページだけを見ているとブランド名しか意識しないことがありますが、実際の箱を見ると別の会社名が書かれているケースがあります。
ここから商品について調べると、情報をたどりやすくなります。
ただし、「製造販売元=海外の実際の製造工場」とは限りません。
OEMの仕組みでは、商品企画、製造、輸入、製造販売、販売などの役割が分かれている場合があります。
クラボがOEM受託製造に加えて、輸入・通関や承認関連の支援も行っているように、商品が消費者の手元へ届くまでには複数の業務が存在します。
そのため、会社名を一つ見つけただけで「ここがすべて製造した工場だ」と判断するのではなく、その会社がどのような役割を担当しているかまで確認すると理解しやすくなります。
ネット上の「○○と△△は同じOEM」という情報を見る前に、まず箱。
これだけでも情報の精度は大きく変わります。
医療機器承認番号から確認できる情報
コンタクトレンズを詳しく調べると、「承認番号」という数字とアルファベットの組み合わせを目にすることがあります。
この番号も商品情報を確認するときの大切な手掛かりです。
PMDAでは医療機器の添付文書等情報を検索できる仕組みが提供されており、視力補正用レンズやコンタクトレンズに関する情報を調べられます。
またPMDAは、医療機器かどうかを確認する際、製品表示に医療機器の区分や承認番号、認証番号、届出番号などが記載されているか確認する方法を案内しています。
実際の商品例を見ると、シンシアの「シンシアワンデー S」公式ページには「23000BZX00253A01」という承認番号が掲載されています。
こうした情報を確認すると、SNS上の噂より一歩踏み込んで商品について調べられます。
ただし、承認番号だけを根拠に「ブランド違いの商品は完全に同じ」と短絡的に判断しないことも重要です。
商品仕様について確認したい場合は、承認情報だけでなく、パッケージ、添付文書、公式商品情報などを合わせて比較しましょう。
特に購入前にはBCやDIA、度数範囲など、自分が実際に使ううえで重要な項目も忘れず確認してください。
同じスペックでも同じレンズとは限らない
OEMコンタクトレンズを調査するとき、最も陥りやすい落とし穴が「スペックが同じだから中身も同じ」という思い込みです。
たとえばAという商品とBという商品を比べた結果、どちらもBC8.6mm、DIA14.2mm、含水率55%だったとします。
数字だけを見ると、かなり似ています。
そこで「きっと同じ工場の同じレンズだ」と考えたくなるかもしれません。
しかし、この3つの数字が一致しているだけでは同一商品だとは証明できません。
コンタクトレンズには素材やレンズ設計、中心厚、度数範囲、表面特性など、商品によってさまざまな要素があります。カラーコンタクトレンズなら、さらに着色方法やデザインなども関係します。
また、一つのOEM事業者が複数仕様の商品を扱っていることもあります。
粧美堂のOEM問い合わせでも、クリア・カラーだけでなく高含水、低含水、モイスト、機能性レンズなど複数の仕様が示されています。
つまり「OEM会社が同じ」と「商品が同じ」はイコールではありません。
反対にブランド名が違う商品でも、関連する情報が似ているケースはあるでしょう。
重要なのは、似ているという事実から先を勝手に補わないこと。
公式な製品情報や添付文書など、確認できる情報を一つずつ照らし合わせるのが安全です。
BC・DIA・含水率・素材を比較する方法
コンタクトレンズを比較するときに覚えておきたい基本的な項目が、BC、DIA、含水率、素材です。
BCは「ベースカーブ」の略で、レンズのカーブを示す数値です。DIAはレンズの直径を示します。
カラーコンタクトレンズの場合には、DIAとは別に着色範囲に関する数値が紹介される商品もあります。
また、含水率はレンズがどの程度水分を含む設計なのかを知るための項目です。
素材にも違いがあります。
たとえばシンシアワンデー Sは、公式サイトでシリコーンハイドロゲル素材を採用していることが案内されています。BCは8.8mm、DIAは14.1mmなど、具体的な仕様も公開されています。
OEM商品を比較するときは、こうした項目を横並びにすると違いが見えやすくなります。
ただし「BCが同じなら自分に合う」「含水率が高ければ快適」という単純な判断はおすすめできません。
コンタクトレンズと目の相性は、数字一つだけでは決まりません。
現在使っている商品の数値を覚えておくことは比較には役立ちますが、それを理由に自己判断で別商品へ次々乗り換えるのではなく、眼科で自分の目に合ったレンズを確認してもらいましょう。
OEM元が公開されていない商品もあるので注意
OEMコンタクトレンズを完全な一覧表にするのが難しい最大の理由は、すべての取引関係が一般向けに公開されているわけではないからです。
OEM企業側が「多くのプライベートブランドを商品化しています」と公表していても、その取引先ブランドをすべて一覧で公開しているとは限りません。
シンシアは70以上のプライベートブランドの商品化実績を公表していますが、公式OEMページで70ブランドすべてを一覧表示しているわけではありません。
これは珍しいことではありません。
企業同士の契約内容や販売戦略によって、OEM元が前面に出ないケースもあるからです。
その結果、ネット上では「この2商品、スペックが同じだからOEMでは?」といった推測が広がりやすくなります。
こうした情報は商品を調べるきっかけにはなりますが、そのまま事実として扱わないことが重要です。
この記事でも、公式サイトなどから確認できないブランド同士のOEM関係については断定していません。
調べる場合は、製造販売元、販売元、承認に関する情報、添付文書、企業公式情報などを確認しましょう。
それでも分からないものは「不明」と考えるのが正確です。
SEO記事や比較記事では「一覧」と書きたくなるところですが、分からないものまで埋めてしまうより、確認できる範囲を明確にするほうが信頼できる情報になります。

OEMコンタクトレンズ一覧から自分に合う商品を選ぶ方法
価格だけで選ばずレンズスペックを比較する
OEM商品には、価格を抑えたプライベートブランドが見つかることがあります。
毎日使用する人にとって、コンタクトレンズ代は決して小さな出費ではありません。そのため「同じように見えるなら安いほうを買いたい」と思うのは自然です。
しかし、価格だけで商品を決めるのはおすすめできません。
まず確認したいのは交換タイプです。1dayなのか2weekなのかで使用方法はまったく違います。
次にBC、DIA、度数、素材、含水率などを確認します。
UVカットなどの機能が必要な人は、その有無も比較ポイントになるでしょう。
そして最も大切なのが、自分の目に適していることです。
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。厚生労働省もカラーコンタクトレンズについて眼科受診や使用方法の遵守を呼びかけています。
安い商品を見つけたとしても、自分の判断だけで使い続けるのではなく、目に問題がないか定期的に確認することが大切です。
OEM商品を上手に使うなら、「安いから買う」のではなく、「必要な条件を満たした候補の中から価格も比較する」という順番がおすすめです。
この順序を守るだけでも、価格に振り回されにくくなります。
使用期間と交換頻度から選ぶ
コンタクトレンズ選びでは、自分の生活スタイルに合った交換タイプかどうかも重要です。
毎日のケアをできるだけ簡単にしたい人には1dayが分かりやすい選択肢です。
使用したレンズは再使用せず、次に使うときは新しいものを開封します。
一方、2weekなどの交換タイプは、決められた期間の中でレンズを使用し、毎日適切なケアを行う必要があります。
そのため「どちらが安いか」だけでなく、「自分が正しく管理できるか」で考えてください。
忙しくてケアを忘れやすい人が価格だけを理由に交換タイプを選んでも、正しい使い方を続けられなければ意味がありません。
反対に毎日のケアが苦にならず、医師からも適切と判断されている人なら、2weekなどを候補として比較できます。
OEMではさまざまな交換タイプが用意される場合があります。粧美堂のOEM問い合わせでは1day、2week、1monthがカテゴリーとして案内されています。
選択肢が多いことはメリットですが、交換期間をごちゃ混ぜにして価格だけ比べないようにしましょう。
1箱の価格ではなく、使用期間、入り数、ケア用品の必要性まで考えると、本当の使いやすさが見えてきます。
乾燥しやすさや装用感を考えて素材を確認する
「同じ度数なのに、こっちのレンズのほうが使いやすい」と感じた経験はないでしょうか。
コンタクトレンズの装用感には、度数以外にも多くの要素が関係します。
素材やレンズ設計、BCなどが違えば、同じ視力補正を目的とした商品でも使用感が異なることがあります。
近年よく聞く素材の一つがシリコーンハイドロゲルです。
たとえばシンシアでは「シンシアワンデー S」にシリコーンハイドロゲル素材を採用し、高い酸素透過性などを特徴として紹介しています。
ただし、「シリコーンハイドロゲルなら誰にとっても必ず快適」と決めつけるべきではありません。
コンタクトレンズ選びは、商品のスペックランキングではないからです。
同じ商品でも、人によって目の状態や使用する環境は違います。
パソコン作業が長い人、空調の効いた室内に長時間いる人、短時間だけ使用する人など、使い方もさまざまです。
OEM商品を比較する場合も「有名ブランドと同じような数字だから大丈夫」ではなく、実際の商品仕様を確認してください。
乾燥感や痛み、充血など気になる症状がある場合には自己判断でレンズを変え続けず、装用を中止するなどして眼科医に相談することが重要です。
カラコンは着色直径やデザインもチェックする
カラーコンタクトレンズを選ぶときは、DIAだけではなくデザインにも注目しましょう。
同じ14.2mmのDIAであっても、着色されている範囲や色の配置が違えば、装用したときの印象は大きく変わります。
自然になじむタイプもあれば、瞳の存在感を強く見せるタイプもあります。
そのためSNSの装用写真だけでなく、公式の商品情報を確認して選ぶことが大切です。
特にOEMでは、ベースとなる商品企画にブランド独自のデザインを組み合わせることで、さまざまなカラコンが市場に登場します。
粧美堂のOEM事業でも、トレンドに対応したカラーコンタクトレンズや専門知識を持ったデザイナーによる支援が案内されています。
ただし忘れてはいけないのが、カラコンも医療機器だということです。
「度なしだから安全」「ファッションアイテムだから誰でも同じサイズで大丈夫」というわけではありません。
厚生労働省によれば、視力補正を目的としないおしゃれ用カラコンも高度管理医療機器として規制されています。
デザインはもちろん大切ですが、目に直接触れる製品である以上、最初に安全性と自分の目への適性を考え、そのうえで好きな色や雰囲気を楽しみましょう。
安全に使うために眼科受診と正しい使用方法を守る
OEM、自社ブランド、低価格、高価格、クリア、カラー。
どの商品を選んでも、最後に最も重要になるのは正しく使うことです。
厚生労働省は、おしゃれ用カラーコンタクトレンズについても、適正に使用しなければ眼障害を起こす可能性があるとして、眼科受診や装用期間・ケア方法など使用方法の遵守を呼びかけています。
これはOEM商品だけに限った話ではありません。
「1dayを翌日も使う」「交換期限を過ぎても使い続ける」「友達とカラコンを貸し借りする」「指定されていない方法で洗う」といった自己流の使い方は避ける必要があります。
さらに、目に違和感があるのに「もったいないから」と装用し続けるのもおすすめできません。
OEM情報を調べると、価格や製造会社の比較が楽しくなり、つい「どの商品がお得か」に意識が集中してしまいます。
しかしコンタクトレンズは家電や日用品とは違い、目に直接触れる高度管理医療機器です。
OEM会社を調べることは商品理解を深める良い方法ですが、それを安全性の判断そのものに置き換えることはできません。
自分の目に合う商品について眼科医に相談し、商品の添付文書を確認して使用方法を守る。
結局、この基本がコンタクトレンズ選びで最も大切なポイントです。

OEMコンタクトレンズは「製造元だけ」でなく商品ごとに確認しよう
コンタクトレンズ市場には、自社ブランドだけでなくOEMやプライベートブランドとして商品化されている製品もあります。
2026年8月時点で公式情報を確認すると、シンシアはクリア・カラー合わせて70以上のプライベートブランドの商品化実績を公表しています。粧美堂はクリア・カラーのOEMに対応し、企画、デザイン、生産、品質管理、貿易業務までワンストップで行う体制を案内しています。アイレにもコンタクトレンズOEM事業があり、クラボはOEM受託製造に特化した企業として、商品企画や承認関連、輸入・通関などの支援まで行っています。
一方で注意したいのは、「同じ会社が関係している=同じ商品」「BCやDIAが同じ=同じOEM」とは限らないことです。
市販されているすべてのブランドについてOEM関係が公開されているわけでもありません。
気になる商品がある場合は、箱に記載される製造販売元や販売元、承認に関する情報、公式の商品仕様、添付文書などを確認しましょう。
PMDAでは医療機器の添付文書等情報を検索できるため、より詳しく調べたい場合の手掛かりになります。
そして何より重要なのは、コンタクトレンズは高度管理医療機器だということ。
OEM情報は「商品の背景を知るための情報」として活用し、実際に使用するレンズは価格やブランドだけで決めず、自分の目に合うものを眼科医と相談しながら選びましょう。

売れているOEM系コンタクトレンズは?注目メーカーと人気ブランドを調査
コンタクトレンズを選んでいると、「このブランドはどこが作っているの?」「実は有名メーカーのOEMなのでは?」と気になることがあります。
特に最近は、ブランド名と製造販売元が異なる商品も多く、見た目だけでは製造背景が分かりにくくなっています。
そこで今回は、2026年8月時点で確認できるECランキングや販売実績、公式の商品情報をもとに、現在よく売れているOEM・PB型のコンタクトレンズを調査しました。
先に結論をまとめると、カラコンではPegavision Japan、クリアレンズではシード、シンシア、El Doradoなどが注目できます。また、アイレ × EverColorのように、製造販売元とブランド運営会社が分かれている有名商品もあります。
ただし、OEM関係はすべて公開されているわけではありません。
こちらの記事では、スペックが似ているだけで「同じOEM」と推測するのではなく、公式表示や製造販売元が確認できる商品を中心に紹介します。

現在売れているOEM系コンタクトレンズ一覧
まず、注目度の高いメーカーとブランドを一覧で見てみましょう。
| 製造販売元・メーカー | 主なブランド・商品 | ブランド・販売側 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Pegavision Japan | Chu’s me | T-Garden | 人気カラコンランキング上位 |
| Pegavision Japan | FLANMY | T-Garden | 長く人気を維持するカラコンブランド |
| Pegavision Japan | AngelColor Bambi Series | T-Garden | カラコン市場で知名度が高い |
| Pegavision Japan | LARME | エース | クイーンアイズの人気ブランド |
| Pegavision Japan | ReVIA | Lcode | ナチュラル系からカラー系まで人気 |
| アイレ | EverColor 1day Natural | アイセイ | 定番人気のカラコン |
| シード | WAVEワンデー U+ | パレンテ | PB型クリアコンタクト |
| シンシア | WAVEワンデー プレミアム | パレンテ | シリコーンハイドロゲル系PB |
| El Dorado | TeAmo CLEAR 1DAY UV | TeAmo | 低価格系クリアレンズで人気 |
ここでポイントになるのは、ブランド名だけを見ても製造販売元は分からないということです。
たとえば同じ「WAVE」ブランドでも、商品によってシードが製造販売元の商品もあれば、シンシアが製造販売元の商品もあります。
そのため、「このブランドは全部○○社製」と考えるのではなく、商品ごとに確認する必要があります。
>>【バレないけど盛れる】ReVIA遠近両用カラコン『マルチフォーカル1day』を解説


カラコンOEMで特に目立つPegavision Japan
現在の人気カラコンを調べると、製造販売元として何度も登場するのがPegavision Japan株式会社です。
確認できる代表的なブランドには、
- Chu’s me
- FLANMY
- AngelColor Bambi Series
- LARME
- ReVIA
などがあります。
どれもカラコンを普段から購入している人なら、一度は見たことがある可能性が高いブランドです。
特に「Chu’s me」は、カラコン専門通販サイトの実販売データを使ったランキングでも上位に入っており、現在人気の高いブランドの一つです。
さらにLARMEやReVIAなども、ECサイトやカラコン通販サイトで高い知名度を持っています。
ここから分かるのは、Pegavision Japanが複数の人気ブランドの製造販売に関わっているということです。
ただし注意したいのは、「製造販売元が同じ=中身が同じ」という意味ではないことです。
同じ会社が製造販売を担当していても、ブランドごとにレンズデザイン、含水率、BC、DIA、素材などが異なることがあります。
カラコンの場合はさらに、着色直径やカラー、デザインも大きく違います。
そのため、「Pegavision Japanの商品なら全部同じ」と考えるのではなく、個別の商品スペックを確認しましょう。

EverColorの製造販売元はアイレ
人気カラコンの代表格として外せないのが、EverColor 1day Naturalです。
EverColorシリーズは長く販売されており、カラコン通販サイトやECモールでも高い人気があります。
この商品について確認すると、
製造販売元:株式会社アイレ
販売元:株式会社アイセイ
という形になっています。
つまり、利用者が目にするブランドは「EverColor」ですが、その裏側ではアイレが製造販売を担当しています。
これはコンタクトレンズOEM・PB型の商品構造を理解するうえで、とても分かりやすい例です。
アイレは自社でもコンタクトレンズ事業を行っているほか、公式サイトでOEM事業についても案内しています。
そのため、コンタクトレンズOEMメーカーを調べる場合には、チェックしておきたい企業の一つです。
EverColorのような有名ブランドを見ると、「OEM商品=無名ブランド」というイメージが間違っていることも分かります。
実際には、テレビCMやSNSなどでよく見る人気ブランドでも、ブランド運営会社とは別の企業が製造販売を担当しているケースがあります。

クリアレンズではTeAmoが高い人気
クリアコンタクトで注目したいのが、TeAmo CLEAR 1DAYです。
Yahoo!ショッピングのコンタクトレンズ売れ筋ランキングでは上位に入っており、大手メーカーの商品と並んで販売されています。
TeAmoの強みは、価格の安さです。
コンタクトレンズは毎日使用する人も多いため、1箱あたり数百円の差でも年間では大きな金額になります。
そのため、低価格で購入できるTeAmoは、コストを重視するユーザーから支持を集めています。
公式情報を見ると、TeAmo CLEAR 1DAYの一部商品では、製造販売業者として株式会社El Doradoが記載されています。
TeAmo側は低価格を実現できる理由として、グループ会社で製造販売を行っていることや、代理店を通さない販売方法などを説明しています。
そのため、一般的な「第三者メーカーに完全委託するOEM」とは少し違い、グループ企業内で製造販売まで行う仕組みと考えたほうが分かりやすいでしょう。
OEM・PB商品を調べる場合には、こうした「ブランド会社と製造販売会社の関係性」まで見ることが重要です。

シード製造のWAVEワンデー U+
クリアコンタクトのPB商品として分かりやすいのが、パレンテが展開しているWAVEシリーズです。
WAVEワンデー U+では、
製造販売元:株式会社シード
発売元:株式会社パレンテ
と公式に案内されています。
シードといえば、「SEED」という自社ブランドで知られる国内の大手コンタクトレンズメーカーです。
そのシードが、別会社のPB商品であるWAVEの製造販売も担当しています。
これはOEM・PB商品の面白いところです。
利用者からすると「WAVE」というブランドの商品ですが、その製造背景を見ると、有名コンタクトメーカーが関わっていることが分かります。
そのため、「聞いたことがないブランドだから品質が分からない」と感じたときは、ブランド名だけで判断せず、箱に書かれている製造販売元を確認してみるのがおすすめです。
意外なメーカー名が見つかることがあります。

シンシア製造のWAVEワンデー プレミアム
同じWAVEシリーズでも、すべてシードが製造販売しているわけではありません。
たとえばWAVEワンデー プレミアムでは、製造販売元として株式会社シンシアが記載されています。
つまり、
WAVEワンデー U+ → シード
WAVEワンデー プレミアム → シンシア
という違いがあります。
ここはOEMコンタクトレンズを調べるうえで非常に重要なポイントです。
つい「WAVEはシードのOEM」とブランド単位で覚えたくなりますが、それでは正確ではありません。
ブランドが同じでも、商品シリーズによって製造販売元が変わることがあるからです。
シンシアは公式に、クリアコンタクトとカラーコンタクトを合わせて70以上のプライベートブランドの商品化実績を公表しています。
そのためOEM・PB供給メーカーとしての経験も豊富です。
「どの会社がOEMに強いのか」を調べるなら、シンシアは外せない企業の一つといえるでしょう。

今注目したいOEMコンタクトレンズメーカー
今回の調査をまとめると、特に注目したい企業は次のとおりです。
Pegavision Japan
カラコン分野で非常に存在感があります。
Chu’s me、FLANMY、LARME、ReVIA、AngelColorなど、人気ブランドの製造販売元として確認できます。
カラコンOEM・PB市場を調べるなら、まずチェックしたい企業です。
株式会社アイレ
EverColor 1day Naturalなどの製造販売元です。
自社でもコンタクトレンズ事業を展開しており、OEM事業も公式に案内しています。
人気ブランドを支えるメーカーとして注目できます。
株式会社シンシア
クリア・カラーを合わせて70以上のプライベートブランドの商品化実績を公表しています。
WAVEワンデー プレミアムなど、実際にPB商品の製造販売元として確認できる商品もあります。
株式会社シード
国内大手メーカーとして自社商品を展開しながら、WAVEワンデー U+のようなPB商品の製造販売も担当しています。
「大手メーカーがPB商品を作っている例」として非常に分かりやすい企業です。
株式会社El Dorado
TeAmo CLEARシリーズなどの製造販売に関わっています。
低価格コンタクト市場で人気が高く、ネット通販型のコンタクトブランドを調べるなら注目したい存在です。
>>【バレないけど盛れる】ReVIA遠近両用カラコン『マルチフォーカル1day』を解説


「同じメーカーなら中身も同じ」は間違い
OEMコンタクトを調べていると、よく見かけるのが、
「BCとDIAが同じだから同じレンズ」
「製造販売元が同じだから中身も同じ」
という情報です。
しかし、これは必ずしも正しくありません。
たとえば同じ製造販売元でも、
- BC
- DIA
- 含水率
- 素材
- 中心厚
- UVカット機能
- レンズ設計
- カラコンの着色デザイン
などが違う商品を複数扱うことがあります。
そのため「メーカーが同じ」という情報は比較材料にはなりますが、それだけで同一商品とは判断できません。
本当に比較したい場合は、商品ごとのパッケージ、添付文書、承認情報、公式スペックを確認する必要があります。

OEM元を調べるならブランド名より箱を見る
「このコンタクトはどこのOEM?」と気になった場合、最も簡単なのは商品パッケージを見ることです。
確認したいのは、
製造販売元
という表記です。
ブランドを展開している会社とは別の企業名が書かれている場合があります。
さらに詳しく調べたい場合には、
- 販売元
- 発売元
- 製造販売元
- 医療機器承認番号
- 添付文書
なども確認すると、商品の背景が分かりやすくなります。
特に同じブランドのシリーズを比較する場合は、製造販売元が同じとは限らないため、商品ごとに見るのがおすすめです。

現在売れているOEM系コンタクトは有名ブランドにも多い
OEM・PBのコンタクトレンズというと、「安い無名商品」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし実際に調べてみると、現在人気のブランドにも、ブランド運営会社と製造販売元が異なる商品が数多くあります。
特に注目したい組み合わせは、
Pegavision Japan × Chu’s me・FLANMY・LARME・ReVIA・AngelColor
アイレ × EverColor
シード × WAVEワンデー U+
シンシア × WAVEワンデー プレミアム
El Dorado × TeAmo CLEAR
などです。
特にカラコン市場ではPegavision Japanが複数の人気ブランドに関わっており、OEM・PB市場を調べるうえで非常に重要な存在です。
一方、クリアコンタクトでは、シードやシンシアといった有名メーカーがPB商品の製造販売を担当しているケースも確認できます。
ただし、製造販売元が同じだからといって、レンズの中身まで同一とは限りません。
OEM情報を調べるときは、ブランド単位ではなく商品単位で製造販売元とスペックを確認することが大切です。
価格だけでなく、BC、DIA、素材、含水率なども確認し、自分の目に合ったコンタクトレンズを選びましょう。
>>【バレないけど盛れる】ReVIA遠近両用カラコン『マルチフォーカル1day』を解説

